環境に合うモニターライトが見つかる!|BenQScreenBar全3種類比較
こんにちは!
黒音( @kuronepc )です。
こちらの記事では、BenQScreenBar3種類を全て購入・比較し、環境に応じた使い分けをご紹介します。
- 環境に合わせたオススメのモニターライト選び
- モニターライト3製品のスペック比較
- モニターライトそれぞれの強みと注意点
3種類のモニターライトを徹底比較していくので、悩んでいる方の参考になればと思います。
モニターライトとは、 モニター周りの作業環境を快適にするために作られたライト 。起源は2017年で、 BenQが発明した製品 になります。
モニターライトを 導入するメリット は、こちらの記事でより詳しく紹介しています。
環境別オススメモニターライト
種類 | こんな人にオススメ! |
---|---|
ScreenBar 無印(本体タッチ) | |
モノ( コントローラー )を増やしたくない |
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ScreenBar Plus(有線コントローラー) | |
直感で操作しやすい コントローラーを選びたい |
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ScreenBar Halo(無線コントローラー) | |
湾曲モニター を使用中、または今後購入予定がある |
BenQScreenBarシリーズ|3製品のスペック比較
スペック比較
BenQScreenBarシリーズは全3種類。
以下の基本スペックは、全て備わっています。
- 机上を 最適な明るさ ( 500ルクス )にする
- モニターライトの光が モニターに反射しない
- モニターライトの光が 直接目に入らない
- 明るさ・色温度を調整 できる
- 自動調光機能 がある
- 『 簡単 』かつ『 安定 』したクリップ式の取付設計
BenQScreenBar3製品|比較表 | |||
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製品 | |||
製品名 | ScreenBar 無印 | ScreenBar Plus | ScreenBar Halo |
参考価格 | 12,900円 | 15,900円 | 19,900円 |
特長 | 本体タッチ操作 | 有線コントローラー操作 | 無線コントローラー操作 自動500ルクス調整 背面照明機能付き |
本体色 | ブラック | シルバー | グレー |
中央照度 | 930ルクス | 800ルクス | |
照度範囲 | 60×30cm (500ルクス範囲) | 63×40cm (500ルクス範囲) | |
80×40cm (300ルクス範囲) | 90×40cm (300ルクス範囲) | ||
本体の角度調整 | 20度 | 35度 | |
本体寸法 | 45×9×9.2cm (幅×奥行×高さ) | 50×9.5×9.7cm (幅×奥行×高さ) | |
USB | 1.5m (本体からのUSBケーブルの長さ) | ||
コントローラー寸法 | なし | 7.4×7.4×3.2cm (幅×奥行×高さ) | 7.4×7.4×3.8cm (幅×奥行×高さ) |
対応モニターの厚み | 1.01~3.05cm | 0.71~5.99cm | |
対応曲面モニター の厚み | 非対応 | 0.71~4.19cm |
BenQScreenBarの操作方法
『電源 / 明るさ / 色温度 / 自動調光』の製品別操作方法
操作方法は、製品により異なります。
BenQScreenBar 無印|本体操作 | |
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電源 | 『電源』をタップする |
明るさ | 『明るさ』をロングタップする ※ロングタップの間は最大まで『明るく』 一度手を放し、再度ロングタップすると最大まで『暗く』なります。 |
色温度 | 『色温度』をロングタップする ※ロングタップの間は最大の『暖色系』 一度手を放し、再度ロングタップすると最大の『寒色系』になります。 |
自動調光 | 『自動調光』をタップする |
BenQScreenBar Plus|有線リモコン | |
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電源 | 『電源』をタップする |
明るさ | 1.『明るさ/色温度』切替ボタンで『明るさ』に合わせる 2.ダイヤルを回す 左回し:暗くする 右回し:明るくする |
色温度 | 1.『明るさ/色温度』切替ボタンで『色温度』に合わせる 左回し:暖色系にする 右回し:寒色系にする |
自動調光 | 自動調光をタップする |
BenQScreenBar Halo|ワイヤレスリモコン | |
---|---|
電源 | 『電源』をタップする |
明るさ | 1.『明るさ』をタップする 2.ダイヤルを回す 左回し:暗くする 右回し:明るくする |
色温度 | 1.『色温度』をタップする 2.ダイヤルを回す 左回し:暖色系にする 右回し:寒色系にする |
自動調光 | 『自動調光』をタップする |
【30秒動画】 明るさ・色温度・自動調光
BenQScreenBarシリーズ|各製品の特長と注意点
ScreenBar 無印|本体タッチ操作
BenQScreenBar 無印は、3製品の中で 一番安い モデルです。
本体で操作ができるため コントローラーを置くスペースも必要ありません 。
また、唯一本体カラーが『 黒 』であることも特徴のひとつです。
製品の特長と注意点
- 操作方法はモニターライト本体を直接タップ
- 『明るさ』『色温度』は、本体をタップし続けて調整
- 湾曲モニター非対応
- BenQScreenBar3製品で一番安い
- コントローラーが必要ない
- 本体カラーが『 黒 』
ScreenBar Plus|有線コントローラー
BenQScreenBarPlusは、コントローラーの操作性がよく一般的なデスクレイアウトにオススメです。
しかし、ベッド環境などモニターアームを大きく稼働して使用する場合、コントローラーのケーブルに注意が必要です。
製品の特長と注意点
- 有線のため、コントローラーの配置が限定される
- モニターアームを70cm以上可動させる場合、有線の距離が足りない
- 湾曲モニターは非対応
- コントローラーの操作感が良い
- コントローラーのボタンで、『 ON/OFF 』『 自動調光 』ができる
- コントローラーのダイアルで、『 明るさ 』『 色温度調整 』ができる
- コントローラーの電池は不要
ScreenBar Halo|無線コントローラー
BenQScreenBarHaloは、ScreenBarシリーズのハイエンドモデル。
バックライトで雰囲気を演出し、シリーズで唯一湾曲モニターにも対応しています。
また、 1つのコントローラーで複数台のScreenBarHaloを同時に操作 する設定があります。そのため、 2枚以上のモニターにスクリーンバーを設置したい 方にもオススメです。
無線コントローラーで他のモデルより多くの機能を備えていますが、操作性はScreenBarPlusの方が使いやすく感じました。
製品の特長と注意点
BenqScreenBarHaloのコントローラーは
『電源 / 明るさ / 色温度 / 自動調光』を設定する機能の他
- 現在の設定を『 お気に入りに登録 』する
- 点灯ライトの切替(フロント/バック/両方)
- 設定中の『 明るさ / 色温度 』レベルを確認する
以上の機能備わっています。
- 目視しないと操作できない
- 鏡面なので、コントローラーに指紋がつきやすい
- 周囲の明るさに応じて、常に500ルクスの自動調整
- バックライト付き
- バックライトの明るさ・色温度を調整可能
- 無線コントローラー式
- ひとつのコントローラーで複数台のScreenBarHaloを操作できる
- 『明るさ/色温度』の現在レベルを見ることができる
- お気に入りの『明るさ/色温度』を登録しておくことができる
- バックライトも『明るさ/色温度』を調整することができる
【あると便利】ScreenBarHalo専用保護フィルム
BenQScreenBarHaloのコントローラーは全面鏡面です。
その為、コントローラーは指紋や皮脂汚れが付きやすい素材になっています。
BenQ ScreenBar Halo専用保護フィルムは日本製のPAD工房で取り扱っています。
また、光沢タイプでも防指紋加工が施されています。
傷や指紋汚れができる前に、こちらの使用をオススメします。
『マットタイプ』一覧はこちら
『光沢タイプ』一覧はこちら
【あると便利】スマホまもる君
スマホまもる君を使用すると
- 指紋や皮脂汚れ が付きにくくなる
- 鏡面保護 ( 硬度、防傷、撥水性能UP )
という効果があります。
スマホまもる君は、こちらの記事でより詳しく紹介しています。
BenQScreenBarシリーズ|オススメ理由を詳しく解説
こちらでは、環境別オススメライトでご紹介した内容をより深く解説していきます。
BenQScreenBar 無印
モノ( コントローラー )を増やしたくない
本体で操作するため、コントローラーが必要無く、モノが増える心配がありません。
私の場合は ベッド環境 で使用しています。
コントローラーに手を伸ばす必要が無いため、就寝時にはモニターライトに直接触れて電源を消すことができます。
黒いモデル が欲しい
BenQScreenBarシリーズのなかで黒モデルはこの製品のみになります。
黒い環境で統一している方にもオススメのモデルです。
明るさや色温度を 頻繁に調節しない
明るさ/色温度は、本体を長押しすることで自分で調整することもできますが、頻繁な調整をする場合には不便さを感じます。
そのため、細かく調整したい方はコントローラー付きのモデルをオススメします。
モニターライトを 試しに使ってみたい
BenQScreenBarシリーズの中で一番安いため、手に取りやすいモデルです。
基本機能は全て備わっているので、試しに使ってみたい方にとってもオススメです。
BenQScreenBar Plus
直感で操作しやすい コントローラーを選びたい
ハイエンドモデル( BenQScreenBarHalo )よりも、 コントローラーの使い心地が良い と個人的に感じました。
直感的な操作感 で、慣れるとコントローラーを目視せずに使用できるほどの使いやすさです。
ボタンの押し心地や、ダイアルを「コトコト」回す心地良さもこのモデルの特長です。
コントローラーの 配置を変えない
コントローラーが有線なので、配置はほぼ定位置になります。
スタンダードなデスク環境
リクライニングやベッド環境でモニターを大きく稼働する場合は、コントローラーが引っ張られてしまいます。
そのため、特殊な環境ではなくスタンダードなデスク環境での使用がオススメです。
BenQScreenBar Halo
湾曲モニター を使用中、または今後購入予定がある
シリーズで唯一湾曲モニターに対応しています。
また、他のモニターライトより照度範囲が広い設計なので、ウルトラワイドモニターにもオススメです。
2枚以上のモニター にスクリーンバーを設置したい
BenQScreenBarHaloには複数のライトを1つのコントローラーで操作する機能があります。
モニターライト毎に操作する必要が無いので、複数のモニターに設置したい方にオススメです。
バックライトで 背面の雰囲気も演出 したい
センターライトだけでなく、バックライトも明るさ/色温度を調整することができます。
バックライトで 目の負担 をさらに緩和したい
バックライトは演出だけでなく、モニター背面を明るくすることで、モニターの放つ光( 輝度 )と周囲の明るさ( 照度 )の差が緩和され、 目の負担をさらに緩和 する効果もあります。
コントローラーを自由に設置したい
無線コントローラーなので、自由に移動させることができます。
また、モニターアームで可動する場合も、コントローラーの配線を心配する必要がありません。
まとめ
種類 | こんな人にオススメ! |
---|---|
ScreenBar 無印(本体タッチ) | |
モノ( コントローラー )を増やしたくない |
|
ScreenBar Plus(有線コントローラー) | |
直感で操作しやすい コントローラーを選びたい コントローラーの 配置を変えない スタンダード なデスク環境 |
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ScreenBar Halo(無線コントローラー) | |
湾曲モニター を使用中、または今後購入予定がある 2枚以上のモニター にスクリーンバーを設置したい バックライトで 背面の雰囲気も演出 したい バックライトで 目の負担 をさらに緩和したい コントローラーを自由に設置したい |
今回は、BenQScreenBar全3種類を比較しました。
モニターライトを導入すると
- モニター周りの明るさを最適にし、 目の疲れを軽減 する
- PC作業に適した 光の角度
- 光を調整 できる
- デッドスペースを有効活用 できる
といったメリットがあります。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
それでは、 快適デスク 生活を!
本記事との関連用語
用語 | 解説 |
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モニターライト (スクリーンバー) | モニターの上に置くライト。 2017年にBenQが発明した製品。 |
ベゼル | モニターの枠部分 |
ベゼルレス | 別名をフレームレス モニターの枠部分がほとんどないこと |
デュアルモニター | 1台のPCに2つのモニターを接続した環境のこと |
輝度 | ディスプレイなどの明るさ 単位はカンデラ毎平方メートル(cd/㎡) |
照度 | 物体を照らす明るさ 単位はルクス(lx) |
色温度 | 太陽光や自然光など光の色 単位は単位はケルビン(K) |
寒色系 | 寒い印象を与える色(青、青緑、青紫、菫色、藤色など) |
暖色系 | 温かい印象を与える色(赤、黄色、オレンジ色など) |
自動調光 | 自動で光の明るさを調整する機能 |
グレア | 不快なまぶしさ |
直接グレア | 高輝度な光源を直接見た時のグレア |
間接グレア | ディスプレイごしに、照明や太陽を間接的に見た時のグレア |
VDT | Visual Display Terminalsの略 PC作業環境のこと |